「続・アメフラン物語」 -第4章【エルフの掟、ふたりの絆】-

続・アメフラン物語 -第4章【エルフの掟、ふたりの絆】-


 ジュエル [80]
 『ある日、弟が病気になってね…、治すためには、

  エルフの住む“禁断の森”にだけ生える薬草が必要だって、お医者さんは言うの。

  だからあたし、朝早くに森へ出かけたのね…。』


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【ジュエルの回想】

ジュエルが夏美と出逢ったのは、数年前の雨の日だった。

ジュエルは弟の病気を治すため、秘薬の素材を求めて、早朝の森へと入って行った。

途中、朝からの雨でぬかるんだ斜面で足を滑らせて、知らない道へと迷い込んでしまった。

転げ落ちた先は、ジュエルが見たことも無い景色で、

方向感覚も失ってしまい、立ち込めた霧で視界も悪く、どんどん森の奥へと入って行ってしまったのだった…。

その森は古くから、人間界を特に嫌っているエルフ族の住む“禁断の森”で、

行ったきり帰ってこなかった者もいる”という事を、ジュエルは昔、親に聞かされていた。


 ジュエル [81]
 『イタタタタ、どうしよう…。 足くじいちゃった><』


ジュエルは足を引きずりながら、必死に歩いた。

そして、ジュエルは見つけた…、目的の素材を。

それは遠くから見ても確認できるほど、辺り一面に群生しており、ジュエルは驚いた。


 ジュエル [82]
 『わぁ~^^きれ~い♪』


安堵した瞬間、ジュエルはその場に座り込んだ。

しばらくその場所で休憩し、動こうとしたその時、



カサカサ



 ジュエル [83]
 『あれ?』


ジュエルは何かの物音に気付いた。

ジュエルは伏せて辺りを見渡したが、何も見当たらない。


 ジュエル [84]
 『気のせいかな?』



カサカサ



 ジュエル[85]
 『ん?やっぱり何かいる…。』


その時、ジュエルの目に写ったのは、背の高い女性の姿だった。


 ジュエル [86]
 『あっ!』

ジュエルは思わず声を出してしまった。


 背の高い女 [1]
 「あっ!!」

ジュエルの驚きよりも、背の高い女の方がびっくりしたように、ジュエルは思った。

背の高い女は、なぜかその場で固まってしまい、動けないでいた…。

ジュエルは女の人だという事を知り、安心したのか、少し近づいて声を掛けた。


 ジュエル [87]
 『あ、こんにちわ~。』


ジュエルは彼女の耳の形を見て思った。

彼女があの“エルフ”だという事を。


 ジュエル [88]
 『エルフさんですよね?』


エルフは、ジュエルの容姿をそーっと見上げていき、顔を見た瞬間、彼女は顔を両手で覆ってしまった。


 ジュエル [89]
 『どうしたんですか?』


ジェエルが心配そうに近づいてみると…、彼女は泣いていた。

ジュエルは驚いた。


 ジュエル [90]
 『なんで泣くの?』

ジュエルが聞くと…、エルフは小さな声で答えた。


 エルフ [2]
 「あなた…、人間ですよね?」


ジュエルはうなずくと…、エルフはその場に座り込んでしまった。


 ジュエル [91]
 『どうしたの?』

 エルフ [3]
 「今すぐここから逃げて…、早く!」


 ジュエル [92]
 『え?なんで?』

 エルフ [4]
 「他のエルフに見つかってしまうと…、アナタは…。」


 ジュエル [93]
 『えっ!?』


ジュエルはその後の言葉を聞かなくても、その意味を理解した。


 ジュエル [94]
 『でも、あたし、走れないんだ。。><。。 それに、帰り道も分かんない…。』

エルフ族によると、“エルフの里を人間に見つけられた場合は、その人間を抹消しなければならない

という掟があるらしい。


エルフは、まさかこんな場所に人間が来るなんて事は、思ってもいなかった。

それに、エルフは知っていた。

心の清い者にしか、この場所へ辿りつけないという事を…。

そして、感じていた。

ジュエルは、悪い人間じゃ無いという事を…。


 エルフ [5]
 「あなたを守りたいけど…、わたしの力じゃ、出来そうにないわ。」

 ジュエル [95]
 『…』

最初は明るい笑顔だったジュエル、一瞬にして悲しそうな表情になったのを見て、エルフは思った。

彼女を助け、わたしも里を出ようと。


 ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― 


 エルフ [6]
 「さあ、これを頭から被って。」

エルフは自分が羽織っていた白いローブをジュエルに被せた。


 エルフ [7]
 「さあ、背中に乗って。」

 ジュエル [96]
 『ありがと><』


エルフはジュエルをおぶって歩きだした。

ジュエルは思った…。 “なんでだろ? あたしなんかのために…。


 ジュエル [97]
 『あたし…、ジュエルって言います。 なんで、あたしなんかを助けてくれるの?』

 エルフ [8]
 「わたしは夏美。 あなたの顔を見てたら、不思議と助けたくなっちゃったのかな?

  よく分かんないけど^^

  わたしね…、この里が嫌いなの。

  掟とか、規則とか…、大人は自分達の事しか考えてないもの。

  だから、前から里を出たかったんだ~。」


 ジュエル [98]
 『そーなんだ~。 …あたしはね、病気の弟を助けるためにここへ来たんだぁ^^;

  でも、道に迷っちゃって^^;』



 「あ!居たぞ!」


遠くの方で声がした。

監視役のエルフが、夏美が居なくなっているのに気付き、捜索していたのだ。


 監視役のエルフ
 「ん? あれはもしや人間か!?」


監視役は異常事態を知らせるべく、何やら笛のような物を吹いた。

すると、どこからともなく、監視役のエルフが数人現れた。


 監視役のエルフ
 「人間だ! あっちに逃げたぞーっ!」


夏美たちを見つけると、エルフたちは夏美たちを追いかけた。


 夏美 [68]
 「どうしよう。」


夏美は考える間もなく、監視役のエルフたちに囲まれた。


 監視役のエルフ
 「降りて、ローブを取れ。」


夏美はジュエルを降ろし、ローブを取った。


 監視役のエルフ
 「人間! なぜ人間と逃げた!? おいっ! 里の掟を破るつもりなのか!?」

監視役は夏美に激しく詰め寄った。


 夏美 [69]
 「お願いします! この子は悪い人間じゃないんです! 里の害になるような事はありません!」

 監視役のエルフ
 「ダメだ! 掟は掟! これ以上人間をかばうならば、お前も抹消せねばならんぞ!」


ジュエルは怯え、夏美の足元でうずくまり、震えていた。

夏美の足も、同じように震えていた…。


 夏美 [70]
 「嫌です。 物事の本質を見ないで、掟や規則で縛りつけるのは間違ってると思います。」

 監視役のエルフ
 「なにをー! 子供のくせに生意気言いやがってー!」


ボコッ!


監視役は、持っていた杖で夏美の肩や腕を何度も殴打した。


ボコッ! ボコッ!


勢いづいた監視役は、杖で彼女たちの顔に至るまで殴打し続けた。


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【夏美の回想】

 監視役の長
 「おいっ! そろそろ2人を抹消しろっ!!」


監視役の長と見られる男が、部下に指示を出した。

2人がジュエルを、2人が夏美を…、交互になって杖で殴打を繰り返した。

監視役の長は、それを静かに眺めるだけだった。

2人の身体と顔は、一瞬にして腫れ上がり、2人は動かなくなった。


 監視役の長「おいっ! そろそろナイフでとどめを刺せ!」

 
昼間だというのに、辺りが突然暗くなり出した…。

そして、瞬く間に真っ暗になり、雷鳴が轟いた。


すると、どこから現れたのか、ジュエルを守るように、異界の獣がエルフたちの前に現れた。

夏美は薄れゆく意識の中、獣の存在を認識していた。


 夏美 [71]
 「この子…、とんでもない潜在能力があるのかも…。」


夏美はジュエルに目をやったが、ジュエルは気絶しているようだった…。

獣の威圧感は凄まじいものがあり、エルフたちはたちまち、その場から逃げだした。


そして、獣は残された夏美をじっと見つめたが、夏美は不思議と、恐怖を抱かなかった。


言葉もうまく発する事ができない夏美であったが、ゆっくりと丁寧に、かすかな声で言った。


 夏美 [72]
 「わたしたちを、助けてくれるの?」


獣はじっと夏美を見続けている。


 夏美 [73]
 「あなたは誰なの? わたしは、夏美よ…。」


獣は “夏美” という言葉に、なぜか反応した。

夏美もその反応を見逃さなかった。

なぜか獣は納得したかのように、視線をジュエルに向け、どこかへ消えてしまった。


 夏美 [74]
 「今の、召喚獣よね…。 私の事…、知ってたのかな?」


夏美はその不思議な光景に、しばらく戸惑いを覚えたが、

びしょびしょに濡れたローブをまとい、ジュエルを背に乗せ、歩きだした。

ケガをしている中、どれほど歩いただろうか…、夏美は必死に、里から逃げるように歩いたのだった。


森の出口付近にようやく辿り着いた夏美は、体力の限界に近づいていた。

雨がまた強くなり出した時、ジュエルはようやく目を覚ました。


 ジュエル [99]
 『あれ? イテテテ、あたし…。』

腫れ上がった顔に痛みが走った。 ジュエルは気絶してもなお、薬草を手放さずに持っていた。


 ジュエル [100]
 『よかった。 これが無いと…、弟が。』

 夏美 [75]
 「え! まだ持ってたの?」


 ジュエル [101]
 『うん。なぜか持ってた^^; …あたしたち、助かったの?』

 夏美 [76]
 「うん、ジュエルさん歩ける?」


 ジュエル [102]
 『あ、ありがと。 うん、歩いてみる。』


ジュエルは夏美に支えてもらいながらなら、何とか歩ける状態だった。

2人の身体は、既に泥まみれで、傷だらけの状態だった。


 ジュエル [103]
 『たぶん、あっちに町が有るはず。 でも、お金持ってないんだ^^;』


ジュエルは町の方向をゆび差し、照れ笑いをした。


 夏美 [77]
 「わたしも無い。どうしよう…。」

 ジュエル [104]
 『とりあえず行ってみよう。 誰か助けてくれるよ、きっと^^;』


町までは、遠かった。

辺りは曇り空、雨は止む気配がない。

何度も休憩し、ゆっくり進みの繰り返し、ずぶ濡れの服は重く、

町外れからの距離を考えると、途方もなく時間が掛かった。



ようやく町の入り口に辿り着いたのは、夕方の事だった。

ジュエルの体力は、限界を超えていた。

夏美も当に限界を超えていたが、“ジュエルを守りたい一心”だけが、彼女を突き動かしていた。


2人は民家の軒先を見つけ、休憩していると…。

家の中から主が出てきて、「おめえらみてえな汚ねえ奴らは、とっとと出ていきやがれー!」と追い出され、

すれ違う人々からは、軽蔑の目で見る者、小声で愚痴る者、避けて通る者、一瞬見て無視する者…。

温かく手を差し伸べる者など、誰一人としていなかった。


 夏美 [78]
 「助けて下さい。」


涙ながらに声を振り絞る夏美だったが、彼女達の容姿を見て、応えてくれる人は、誰もいなかった。


ドンドンドン=3


 夏美 [79]
 「すみません。 今晩泊めていただけませんか?」


民家を訪ねても訪ねても…、断られ続け、彼女達の心の傷も、どんどん深くなっていくばかりだった…。


疲れ果てた2人は、上りの坂道に差し掛かった所で、遂に地面に倒れこんでしまった。

そんな時、かすれゆく意識の中で、夏美の耳に、男の声が聞こえていた。


 男 [1]
 「大丈夫か!? おい!大丈夫か!? おい!おいっ!!」


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 ジュエル [105]
 『それが、アメさんだったの。

  それで、マスターが回復魔法であたし達を助けてくれたの^^

  その後は、シェディさんも知ってるよね^^;』
 
 シェディー [98]
 「うん。 はっきりと覚えてるよ。 2人がこのギルドに来た時は…。」


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【シェディーの回想】

 アメ [55]
 「おーい! 誰かー! 早く風呂の準備をしてくれー!!」

 シェディー [99]
 「あれ? アメが戻ってきたぞ! …ん? しかも両手に花じゃねーかー!!w

  あんにゃろてめー!!w」


 ジュエル [106]
 『くしゅんっ! …きゅるるるぅ~^^; …あらやだww』

 シェディー [100]
 「え?w 今くしゃみして、お腹が鳴ったの? あの子w」


 ジュエル [107]
 『えへへ~^^;』

ジュエルは寒そうに肩をすくませ、お腹を押さえていた。

この時、既に雨は止んでいた。

まるで、ジュエルの持ち前の明るさが、雨雲を吹き飛ばしたかのように。


 シェディー [101]
 「かわいー(〃▽〃)♪」

 ジュエル [108]
 『あの人、変な顔になってるよww』


 シェディー [102]
 「そんなに褒められると照れるな~w (人なつっこいな~この子w)」

 ジュエル [109]
 『褒めてないんだけどーww』


 アメ [56]
 「打ち解けるの早いな~w ジュエルさん^^」

 夏美 [80]
 「こんにちは~ 夏美です。 お邪魔します。」

夏美は礼儀正しくお辞儀をした。


 ジュエル [110]
 『あ、こんにちは~w^^; ジュエルです♪』

慌ててジュエルも挨拶したw


 シェディー [103]
 「じーっ (〃▽〃)♪」

シェディーは雨でズブ濡れになった夏美を見て、興奮していたw


 クニ [1]
 「ちょ! シェディーその顔w」

クニは慌ててシェディーを奥の部屋に連れて行った。


 シェディー [104]
 「オー!マイハ二―!w」

 ジュエル [111]
 『シェディーさんって、面白い人だねw』


 アメ [57]
 「あ~ いつもはカッコイイ顔してるんですよw」

 夏美 [81]
 「ごめんなさい、わたしのせいで…。」


 アメ [58]
 「全てアイツが悪いんですよw さ、2人とも早くお風呂へ^^」

 夏美 [82]
 「ありがとう。」


 ジュエル [112]
 『いこいこ~♪』

 アメ [59]
 「レインさん2人をよろしく~^^ノ」


 レイン [1]
「は~い^^♪」

レインはギルドで唯一の女性だったのでアメは、嬉しそうにしているレインを久々に見て、そっとほほ笑んだ^^


 アメ [60]
 「シェディーさん覗いたりしないよな?w (クニさん見張っててくれてるし大丈夫かw)」



 アメ [61]
 「あ! “着替え” 無いよな!?」

 シェディー [105]
 「はいはーい! 買ってきまーっす!w (〃▽〃)♪」


 アメ [62]
 「聞えてたのか!?w」

 クニ [2]
 「ちょ! おいっ!w そんな事言って覗きに行く気だろっ!」


 シェディー [106]
 「ギクッ!!」

 アメ [63]
 「わかりやすいな~w あいかわらずーww」


シェディーは鼻も効くけど、耳も良く聞える方だったw


 シェディー [107]
 「んじゃ着替えだけ買ってきますね~♪ グフフ(〃▽〃)♪」

 クニ [3]
 「色々と信用できないんで、オレも行ってきますw」


 アメ [64]
 「あ、よろしくですw」


クニはシェディーとは大の仲良しで、いつも一緒にいる仲だった。


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【アメの回想】

 アメ [65]
 「あ、厨房いかないとw」

アメは、厨房に走った=3=3


 アメ [66]
 「爺さん晩御飯3セット追加よろしくね~w」

 爺さん [2]
 「おいよ~! まかせんしゃい~♪」

爺さんは、ギルド内では主に、コック担当となっているw



そして、2人はお風呂から上がってきた。

 アメ [67]
 「あ、さっぱりした顔だね、2人とも^^」

 夏美 [83]
 「はい、おかげ様で^^」


 ジュエル [113]
 『気持ちよかった~♪ 極楽極楽w』

 アメ [68]
 「何かオヤジみたいな事言ってるしw」


 ジュエル [114]
 『あ、そだ! …あたしね、この薬草を、弟に届けなくちゃ~、いけないの。』

 夏美 [84]
 「わたしも一緒に行くわ。」


 アメ [69]
 「んじゃ、御飯食べた後で一緒に行こうね^^」

 ジュエル [115]
 『うん^^ ありがと♪』

 夏美 [85]
 「はい^^」


 アメ [70]
 「あ、傷とか浸みませんでしたか?w」

 夏美 [86]
 「大丈夫でした。 不思議だな~、あれだけのケガが一瞬で治るんだもん…。」


 ジュエル [116]
 『ギルドマスターってすごいんだね~』

 アメ [71]
 「僧侶とか司祭は、意外と簡単に成れるとは言うけど、難しそうだよな~。 実際、数少ない人材だしね~。」


 ジュエル [117]
 『んじゃリーダーの職業は~?』

 アメ [72]
 「あ、ボクか~w リーダーなのにリーダーって呼ばれた事あんまり無いから、一瞬誰の事かとw」


 ほたる [1]
 「君しか居ないよ、アメくんw」

ほたるは、最年少にもかかわらず、リーダーをアメくんと呼んでいるww


 ジュエル [118]
 『へ~、アメくんなんだ~ww』

 夏美 [87]
 「アメさん^^」


 アメ [73]
 「はは^^; 何だか照れるな~w あ、そーいえば、着替えあったんだw」

 レイン [2]
 「わたしのです^^ もしもの時のために着替え、置いてて良かった~♪」


 アメ [74]
 「さすがレインさん^^b グッジョブです♪ って事は…w」



ガラガラガラー ペシンッ!



 シェディー [108]
 「ふ~マニアっ…、あり? 着替えてるじゃん2人ともー!!!」

 アメ [75]
 「ごめん。 レインさん持ってたみたいw」


 シェディー [109]
 「シェー!!!w」

 クニ [4]
 「古いよソレw」


 アメ [76]
 「え? 古いってどーいう事?w」

 シェディー [110]
 「ガーン!!!w」


 クニ [5]
 「うんうん、キミの場合ソレだよw」

 アメ [77]
 「うんうん、そっちのがおもろいw」


 シェディー [111]
 「おもろいって何だよww がっくしOTL

  せっかく恥を忍んで “ちょーせくしー”なの買ってきたのにTT グスン」

 クニ [6]
 「マジ泣きですよキミw」


 ジュエル [119]
 『ほんとに泣いてるよーw あの人ーww』

 夏美 [88]
 「ごめんなさい。」


シャキッ!


 シェディー [112]
 「いえいえ。 なんのこれしき。 これはお二人へのプレゼントですよ~ ガーハッハッハー^^w

  自分がシェディーです! よろしく!^^ノ」

 クニ [7]
 「もう立ち直りやがったなー!こんにゃろっw わいがクニだす!^^ノ」


 アメ [78]
 「あいかわらず素早いな~ こういう所だけはw」

 シェディー [113]
 「“こういう所だけ”言うなw」


 夏美 [89]
 「うふふ^^ わたしは夏美です、よろしくね^^」

 シェディー [114]
 「ポッ(〃▽〃)♪ あー! 笑った笑ったー!w バンザーイバンザーイ♪^^ノ」


 ジュエル [120]
 『今度は喜びだしたー!ww おもしろーいw パチパチパチ^^ あ、あたしはジュエルだよっ♪ よろしく^^』

 シェディー [115]
 「よろしくね~v^^v イエーィw」


 アメ [79]
 「ははは^^ (いい感じだな~、皆サイコーw)」

 爺さん [3]
 「御飯できたぞ~い♪」


 アメ [80]
 「あ、爺さんだ。 さ、御飯食べよ~^^ノ」

 夏美 [90]
 「ありがとうTT」


 アメ [81]
 「なんのなんの~ いっぱい食べてね~^^」

 ジュエル [121]
 『わ~い^^ 御飯だ御飯だ~♪w』


 シェディー [116]
 「これからは御飯がより一層美味しくなるじゃねーか~w ジュルリ♪」

 クニ [8]
 「キミが言うといやらしく聞えるんだよw」


 シェディー [117]
 「なんだとー!w」

 ジュエル [122]
 「楽しいね♪ 夏美さん^^」


 夏美 [91]
 「うん♪ 楽しい^^」

2人はギルドメンバーから、温かい歓迎を受けた。


夏美は思った。

里から出ようと思った時は、不安でいっぱいだったのに…。 でも今はこうして、皆がいる。

生きてて良かった


 = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = 


楽しく御飯を食べ終わった2人…。

 アメ [82]
 「さて、そろそろ行きますか? ジュエルさん。」

 ジュエル [123]
 『うん、お願い^^;』


 夏美 [92]
 「わたしも行くわ。」

 シェディー [118]
 「んじゃオレもー!! (〃▽〃)ノ」


 クニ [9]
 「おいおい! かおかお!ww」

 アメ [83]
 「よしっ! シェディーも行こう!」


 夏美 [93]
 「はい。」

 ジュエル [124]
 『ありがと~^^;』


 シェディー [119]
 「いえいえー! どこへだって着いてきますよーっ!w」

 クニ [10]
 「のりのりだな今日はw」


 夏美 [94]
 「あ、アメさんに聞きたかった事があるんですけど。」

 アメ [84]
 「なに~?」


 夏美 [95]
 「どうして、あんなにボロボロだった私達を、助けてくれたんですか?

  町の人たちは、私達の顔を見ると、誰も助けてくれなかったんだよ…。」

 アメ [85]
 「困ってる人を助けるのに…、理由なんていらないと思うよ^^」


 夏美 [96]
 「は、はい^^」

 ジュエル [125]
 『ふふ^^』


 シェディー [120]
 「くー! いいとこ持ってくじゃねーかー! こんちくしょー!w」

 クニ [11]
 「マジくやしがっとるw」


こうして2人はギルドに受け入れられ、4人はジュエルの家へ向かい、

ジュエルがずっと握りしめていた薬草のおかげで、ジュエルの弟は助かり、病気は回復していった。


 ジュエル [126]
 『みんな、ありがとう^^; あたし実は…、召喚士って職業なの。

  それでね…、アメさんのギルドに入りたいんだーっ!w』

 アメ [86]
 「うん。大歓迎だ!」


 シェディー [121]
 「オレもオレもー!w」

 夏美 [97]
 「よかった^^」


笑顔を見せた夏美だったが…、夏美は少しうつむき加減になった…。

夏美の不安げな様子に、気付かないアメとシェディーではなかった。


 ジュエル [127]
 『でもね。 あたし、これだけはどうしても、お願いしたい事があるんだー。』

 アメ [87]
 「うん」


 シェディー [122]
 「ゴクリ」

 夏美 [98]
 「?」


 ジュエル [128]
 『あのね…、夏美さんは、今日から一人ぼっちになっちゃうんだー。

  あたし一人の力じゃ、夏美さんを守れないって思うの…。

  だから…、お願いっ! 夏美さんを、ギルドに入れてあげてっ!!

  あたし…、あの時、夏美さんの言葉が聞えてたの。

  “どうか、この子だけでも助けて下さい…。

  夏美さん、とっても優しいから、マスターみたいな魔法も、習えばきっと出来ると思うんだっ!

  アメさん! お願いです m(_ _)m』


 夏美 [99]
 「ジュエルさん…。」

ジュエルの熱い想いは、夏美の孤独な心を温めていた。


 アメ [88]
 「ジュエルさん、顔を上げて^^」


ジュエルは顔を上げたが、さっきまでの明るいジュエルとは違って、

とても不安そうで、今にも泣きだしそうな表情だった。


 アメ [89]
 「僕達みんな、もう気持ちは一つなんだよ。」


アメはシェディーを見た。

シェディーは何も言わずにうなずいた。


 アメ [90]
 「夏美さんは、もう、僕達の仲間なんだ。 ジュエルさんも、もうとっくに仲間なんだよ。

  夏美さん、ジュエルさん。 うちのギルドには、君達が必要なんだ!

  僕の方からお願いするよ。 うちのギルドに入ってくれないか!?」

ジュエル [129]
 『わぁ^^ …うっうっTT』


 夏美 [100]
 「はい^^ ありがとう…、皆さんTT ありがとう、ジュエルさん。」


夏美はジュエルを抱きしめた。

2人の間に、もう言葉は必要なかった…。

溢れる涙をぬぐう事なく、2人は声を上げて泣いていた。


2人を見つめるジュエルの家族と、そしてアメとシェディーの瞳からも、涙は溢れていた。


そして、再びギルドに戻った4人は、この事をメンバーに伝えると、

一斉に歓声が沸き起こり、その夜は宴となった。

この時、新生「カイト・キャッツ」が誕生した瞬間だった。



______________________________________________


そして、シェディーとジュエルは、ギルド「オルケスタ」に到着した。





RAM WIRE 「名もない毎日」



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